ヨーヨー・マと旅するシルクロード

桜の花も一気に満開、ようやく春の柔らかさと暖かさを感じるようになりました。

サボってた?PC不具合で投稿出来なかった?オーバーワーク?諸々が重なり9か月ぶり、今年初のブログです。
今年はピアノを愛する皆様のお役にたつブログがひとつでも書けたら・・そんな思いも抱いております。今更ですが今年も今後とも宜しくお願い致します。<(_ _)>

先日、東急Bunkamuraで上映されている?ヨーヨー・マと旅するシルクロードが目に留まり、彼の音楽の源泉に触れられたらと・・・行ってみました。

映画はヨーヨー・マの心に潜む自分の存在とは?アイデンティティーとは?文化とは?の問いかけと働きかけに世界のトップ演奏家たちが集まり、シルクロードアンサンブルを結成し、音楽が国境を越えて人々を繋ぎ、苦難や困難を乗り越えながら、一人一人が成熟した音楽家へと成長していく壮大なドキュメンタリーです。

文化・政治・宗教が違う中で、求めれば求めるほど先の見えない不安の中を迷走しながらも、自他の存在をそれぞれが認め合い、享受し、一つの方向性を見出そうとするエネルギーは凄まじく、そこから生まれる音楽の力強さは光輝き、希望と全てを受け入れる愛に溢れていました。

ヨーヨー・マの音楽の源流を見る思いでした。

お金がなくても音楽を諦めない・・中国の胡弓奏者の言葉は、治安不安も政治的圧力も宗教的差別も日常感じることのない生活を送っている私にはとても重く深くのしかかり、抑圧された環境・軋轢の中から生まれた音楽だからこそ、多くの人を惹きつけ、心を奪われてしまうのかも知れない・・そんな思いも過る映画でした。