ヨーヨー・マと旅するシルクロード

桜の花も一気に満開、ようやく春の柔らかさと暖かさを感じるようになりました。

サボってた?PC不具合で投稿出来なかった?オーバーワーク?諸々が重なり9か月ぶり、今年初のブログです。
今年はピアノを愛する皆様のお役にたつブログがひとつでも書けたら・・そんな思いも抱いております。今更ですが今年も今後とも宜しくお願い致します。<(_ _)>

先日、東急Bunkamuraで上映されている?ヨーヨー・マと旅するシルクロードが目に留まり、彼の音楽の源泉に触れられたらと・・・行ってみました。

映画はヨーヨー・マの心に潜む自分の存在とは?アイデンティティーとは?文化とは?の問いかけと働きかけに世界のトップ演奏家たちが集まり、シルクロードアンサンブルを結成し、音楽が国境を越えて人々を繋ぎ、苦難や困難を乗り越えながら、一人一人が成熟した音楽家へと成長していく壮大なドキュメンタリーです。

文化・政治・宗教が違う中で、求めれば求めるほど先の見えない不安の中を迷走しながらも、自他の存在をそれぞれが認め合い、享受し、一つの方向性を見出そうとするエネルギーは凄まじく、そこから生まれる音楽の力強さは光輝き、希望と全てを受け入れる愛に溢れていました。

ヨーヨー・マの音楽の源流を見る思いでした。

お金がなくても音楽を諦めない・・中国の胡弓奏者の言葉は、治安不安も政治的圧力も宗教的差別も日常感じることのない生活を送っている私にはとても重く深くのしかかり、抑圧された環境・軋轢の中から生まれた音楽だからこそ、多くの人を惹きつけ、心を奪われてしまうのかも知れない・・そんな思いも過る映画でした。

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速 読 ? ?

ピアノの上達に読譜力は絶対条件、音符カードは必須アイテムです。

初めが肝心と言うことで、新しい生徒さんには入会と同時にお母さん方にもご協力をお願いし、計32枚の音符カードを作成してもらいます。
入会時は生徒さんも親御さんも意欲的に作成して下さいます。

1枚に8個の大譜表が書いてあるA4用紙を4枚、1枚を8等分にし、台紙代わりに牛乳パック・カレー・レトルト・アイスクリームの空箱等を利用しのり付けします。計32枚のトランプ状のカードに4オクターブ分の音を書き、カードに穴を開けカラーリングを通せば出来上がり!!

子供たちは各々のオリジナルのカードをめくりながらひたすら速読練習です。カードをめくるにも脱力と両手使いの器用さが必要で、目標タイムはその子のめくる手のスピードに設定します。毎週少しずつタイムを上げていき、めくれるタイムに近づけます。目と頭と手と口の連携プレーがスムーズになってくると、音読スピードもアップし、3ヶ月もすれば4オクターブも制覇、32枚を30秒以内でクリアー出来るようになります。

しかし現実は甘くなく、32枚30秒をクリアーしても楽譜になった途端、読譜スピードは大幅にダウン。大きさ、音価の違い、集合体になる事で交通渋滞が起きてしまうようです。渋滞解消にはかたまり読みや先取り読み、あの手この手の読譜トレーニングを繰り返し行います。今日も明日も明後日も憧れのショパンやリストに近づくために・・・

I.Aちゃんとお母さんの共同制作オリジナルカードです。やる気モードも全開になりますね!!
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午後コン(^^♪

東京フィルの午後のコンサートは年に4回、気ままな日曜午後のリフレッシュタイム☕です。

今回のプログラムの前半は武満徹:三つの映画音楽  芥川也寸志:弦楽のための三楽章〚トリプティーク〛 スメタナ:連作交響詩〚わが祖国〛より「モルダウ」 後半はドヴォルザーク:交響曲第9番  ホ短調  作品95〚新世界〛より  ラストもドヴォルザーク:交響曲第8番 ト長調 作品88より

武満徹と芥川也寸志は今回初めて聴く曲かな?と思いながらプログラムノートを覗くと、武満徹の三つの映画音楽 No.1.訓練と休憩の音楽~「ホゼー・トレス」より~は1959年 勅使河原監督作品で使用されたドキュメンタリー映画音楽、No.2 葬送の音楽~「黒い雨」より~は1989年 今井昌平監督作品の広島原爆の悲惨さを表現したレクイエム、No.3 ワルツ~「他人の顔」より~は1966年 の勅使河原作品の主題曲との事。

メロディーも和声も形式も納まるようで納まらない前衛的な武満徹作品とは真逆のもので、深い心の機微に触れながら、どことなく懐かしさ・愛おしさも感じさせるとても愛情深い人間味に溢れていた方だったのかも知れない‥そんな印象を持つ曲でした。

また指揮者の尾高忠明さんの軽妙な語りの中で、彼の音楽は前衛的なものから段々と時代を遡るようにバロックへと興味が広がっていったこと、年に300本を観る大の映画ファンで映画音楽はオーケストラ曲と並ぶ創作の柱であったこと、彼自身「映画音楽を書くことは、自由へのビザを手に入れることに似ている」と語り、おまけに相当なゲーマーだった!ことが語られました。当時のゲームって?何でしょう。

そして、芥川也寸志の「子守歌、アンダンテ」は「ノック・ザ・ボディー」という奏法が用いられ、楽器のボディーを手で叩く奏法は奏者それぞれの叩く場所や叩き方の違いもあり、音色も視覚的にも面白く、3曲目の「プレスト」は祭り太鼓のリズムを用いた変拍子の曲でとてもユニークでした。

芥川也寸志も70本以上の映画音楽に携わり、1963年の「太平洋ひとりぼっち」では武満と芥川の共作もあり、高度成長期の中にいた武満徹・芥川也寸志・黛敏郎・伊福部昭などの作曲家にとっては情熱を投影できる実り多き時代だったのかも知れません。

ターゲットを絞り、お金を貯めて、想いを募らせての音楽会もあれば、ハズレも多いけれどリーズナブルでも予期せぬ大当たりが出る音楽会もあって、行ってみなければ聴いてみければ分からないのが音楽会!
今回は大当たりのガラガラポンでした(^^♪

 

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ピアノがお琴に?!

ゴールデンウイーク中盤、今年もラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016が開催されました。
5月4日朝方の雨も上がり初夏の陽気の中、「ラ・フォル・ジュルネに小曾根さん出るけど行く?」のお誘いに数年ぶりに出かけてみました。

今回はチケット購入も人任せ?事前リサーチなしなので、演目は会場のポスターで “動物たちのカーニバル~室内楽版「動物の謝肉祭」”と理解、出演者も小曾根さん以外のピアニストに江口玲さん、Vn  矢部達哉さん、Vc 宮田  大さん、Cl 吉田 誠さんなど、有名どころが名を連ねていることを当日のプログラムで知りました。

開演を心待ちにし、いざステージにライトが当てられると、オープニングはピアノとヴァイオリンで「春の海」!?

タイトルからすると季節外れでもないかもしれないけれど、スタインウェイのフルコンを弾いている江口さんのピアノからはお琴の音?!ヴァイオリンの音色も雅楽の縦笛?!

視覚と聴覚が一致しない何だか変な感じ??

その後の種明かしで、ピアノは弦に帯状の布をペラ~ンと貼って、お琴の音?を表現、ヴァイオリンは奏法を屈指し日本古来の縦笛を表現したとのこと。観客からは大きな拍手が沸き起こり、5000人の心を一気に掴んだオープニングだったかも知れません。?

オープニング後の小曾根さんのピアノソロは水をテーマに、流れるピュアな音色とチックコリア風のエッセンスと南米のリズムが融合したような音楽で、とても心地よい小曾根サウンドでした。(^^♪

本題の「動物の謝肉祭」は8名の室内楽編成と小曾根さんと江口さんのピアノディオ。弦も管も各楽器の特性を活かし、動物のキャラクターを表情豊かに熱演。

そして jazzとクラシックのピアニストはシンクロしにくいところが垣間見えたりしますが、小曾根さんと江口さんのピアノディオは曲のボルテージや捉えどころが恐ろしくマッチングし、2台とは思えない切れ味の良い息の合ったディオでお見事!

今年のラ・フォル・ジュルネはナチュール‐自然と音楽で、季節、風景、動物、天体、天地創造など大自然をテーマにした演目が並び、空間・時間・地域に捉われない多様性のあるプログラミングになっていました。

例年の特定の作曲家や時代や地域がテーマだった内容から、昨年より広がりのある普遍的なテーマにイメチェンだそうです。ラ・フォル・ジュルネだから出来るもの!!創って欲しいですね。

感覚もイマジネーションも掻き立てられる一日でした。

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初めの一歩

陽ざしも和らぎ、草木も芽吹きも始めました。
コートを脱いで、軽やかに出かけたい気分です。

これからの時期、卒業・卒園を控え、お別れ会やクラス発表の多い時期ですね。

そんなある日、右手は少し動くようになってきたけれど、左手はかなり苦戦中のGくん、お姉ちゃんと同じピアノを習い始めたことが彼の中で自負する出来事だったのか、小学校お受験の5歳児クラスで”何か得意なものがある人?”と先生から問われ、一番に手を上げ、みんなの前で堂々と”?メリーさんのひつじが弾けます!”と宣言、両手で披露したとの事。

そして、ピアノを始めてまだ二か月、いつもお母さんに寄り添い、控えめで優しいYちゃんは幼稚園のイベントで、みんなからのガンバレコールに励まされ、誇らしげに?ぴかぴかぼしを披露したそうです。

GくんもYちゃんも相当な勇気を振り絞ってのお披露目です。

年齢を重ねるにつれ、勇気を振り絞るような状況に身を置くことを敬遠してしまいます。
失敗したらイヤだし、カッコ悪い自分を見せたくないし、見たくないし、出来る自分でいたいし・・・色んな心模様が邪魔をしてしまいます。
完成品とは言えない状態でも、失敗を恐れずまずはやってみる!トライしてみる!事は実際は中々難しいことかも知れません。

心の中の余分なものを払拭し、初めの一歩が出せたとき、その後の歩みに大きく作用することは間違いありません。成長の助けになるはずです。

いくつになっても、勇気を振り絞って、 ” 初めの一歩 ” を踏み出せたら・・・
何事も Let’s  try でいきたいですね。

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職人技

ピアニストにとって、本番で使用するピアノの鳴りや響き、ペダルのきき具合、ホールの残響など本番前にチェックしておきたい事は沢山だが、ピアニスト&作曲家の藤井一興氏はそれら以外にゲネプロ前に必ずチェックする事があるそうです。

通常ピアノの鍵盤の深さは約10ミリ、7~8ミリのところで音が出る仕組みになっていて、その7~8ミリが演奏を左右すると言う藤井氏はハンマーの戻り具合、鍵盤の弾力などを指先の感覚でチェックするのだそうです。

ゲネプロ前にピアノの癖をインプットし、頭の中で微調整、ゲネプロで確認する。更に聴衆が入ると音の吸収が違う為、それを想定して本番に望む。

藤井氏の奏でるピアノは何とも言えない柔らかさと甘さと透明感があり、色彩のグラデーションで異国へと導いてくれます。

藤井氏は「音楽において時はリズムでありテンポであり、一番身近なところでは鼓動でしょう。鼓動は生命の象徴であり、時の宿命は絶対に止められない事です。私は多くの作曲家から、最後まで生きようとする強さとエネルギーを感じます。私の音楽を通じて、その一部でも皆さまにお伝えできれば幸いです」と想いを語ります。

365日欠かすことのない音への追及と作品の洞察は藤井一興氏の生命の象徴であり、10ミリの鍵盤を自由自在に操る技術と耳はまさに職人技です。

昨年3月、念願叶ってエリザベート・レオンスカヤのピアノを東京文化会館で聴くことが出来ました。

32年ぶりの来日で一夜限りのオールシューベルト、CDでしか耳にしたことのなかった甘く華麗なショパンからは想像も出来ない、肉厚でとても深い音楽でした。

作品によって作曲家によってこんなにも変幻自在に変化するレオンスカヤの凄さに改めて感銘、終演後、ロシアまで行かない限り彼女のピアノを聴く機会はもうないと思うとサインも握手も頂いてしまいました。(*^_^*)

今年もどんな職人技とどんな音楽に出会えるのか楽しみです。

3月17日すみだトリフォニーのミッシェル・ベロフ、18日東京文化の藤井一興氏のリサイタルが待ち遠しい。。

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共振

傷つきやすいというのも能力の一つです。
山本毅

「どーだ」とばかりに、自信満々の演奏をする人がいる。それはそれで立派だが、競争を勝ち抜かないと職につけない音楽界の現状がそうさせているところがあると、打楽器奏者は言う。音楽は人を励まし、奮い立たせもするが、人を慈しみ、慰めるものでもある。傷ついた心によく共振するのは、傷つきやすい繊細な感受性だ。そもそも音楽は競いあうようなものではない。

今朝の朝日新聞に掲載されていたコラムです。

今年2月に89才で亡くなったアルド・チッコリーニは晩年になればなるほど、一切のパフォーマンスを排除し、ひとつとして無駄のない音で聴衆を魅了し、まさに共振する音楽を聴かせてくれていました。

生前「派手なアクションにはどこかに”自分を見て”という欲がある。演奏中の不要な動きはいけない。私は出来るだけ自分の存在を消して、聴衆には作曲家の表現に集中してもらいたい」と語り、彼自身は「本当は客席から私が見えないように、つい立てを置きたい。鍵盤と手しか見えない照明システムも欲しいのだけど、まだ実現しない」とも語っていました。

クラシック音楽の希望の芽は、「今や東洋にある」と考えていたチッコリーニは晩年頻繁に来日していました。来日最後の演奏となった昨年の芸劇でのコンサートでは、杖をつきながら舞台中央までゆっくりと歩き、 ピアノの脇に杖を立てかけ、両手と上半身をピアノに預けながらゆっくりと椅子に座り、精神を集中させる。静かな呼吸から湧き出る音は老いの影が見える肉体とは無縁の至高のピアノ、聴衆の心に深く深く刻まれる神からの音楽でした。

チッコリーニは孤独を愛し、晩年も一人暮らし「毎日ピアノを弾き、友人や弟子たちが会いに来る。それだけが私の宇宙」と明かし、多くの心を共振する音楽には繊細な感受性と孤独を受け入れる強さも必要なのかも知れません。

「アーティストは語り部、個性の奴隷になってはいけない。自分自身は”Nothing”」
エスプリの音楽はもう聴けない・・・

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更なる世界への挑戦

11月15日西新井文化ホールにて、シベリウス生誕150周年を記念してのコンサートが開催されました。
演目はシベリウス:交響詩「フィンランディア」Op.26・ ヴァイオリン協奏曲二短調 Op.47 ・ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調「新世界より」Op.95
ヴァイオリン協奏曲では新日本フィルと岡本誠司くんのヴァイオリンとの初共演。

岡本くんは現在東京芸術大学3学年在学中で小・中学生までは目白校に在籍していたOBでもあります。
目白校ではピアノと理論や和声を学び、ずば抜けた知性と感性にいつも驚かされましたが、サッカー大好き少年でもありました。

2006年、全日本学生音楽コンクール小学校の部全国大会で1位、15歳で初リサイタル、2014年にはドイツのライプティヒで開催されたバッハ国際コンクールにてアジア人初のグランプリを受賞し、併せて聴衆賞も獲得。自然な音楽性とそれを表現する技術が高く評価され、20歳にして稀にみる円熟を備えたヴァイオリニストと評されました。

j.s.バッハが大好きだった彼には大きな大きな自信と誇りになったことでしょう。

そして今回11月22日よりフィンランドのヘルシンキで開催されるシベリウス国際ヴァイオリンコンクールに挑戦します。

ファイナルに残るには相当な体力も精神力も不可欠ですが、存分にシベリウスの世界を満喫して欲しいです。
今回の結果は・・・web配信で。。

そしてみんなに愛され世界を魅了するヴァイオリニストに・・・なって下さいね!!

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♫初リサイタル in 遠野

10月23日岩手県遠野市での高木香織さんの初リサイタルに行ってきました。

柳田国男の遠野物語でも知られる遠野は、城下町の面影を残す佇まいで、猫達(街中に沢山)が程よい距離を保ちながら人間の生活に溶け込み、落ち着いた風情の中、河童も天狗も座敷童子もいる!と思える不思議なところでした。

そんな地でピアノ教師として奮闘する高木さんは自分を育ててくれた地元の方々への感謝とピアニストを目指す子供たちへの想いをこのリサイタルに託しました。

高木さんは3人のお母さんでもあります。月に1度東京でのレッスンに通う生活を続けながらのリサイタル準備は中々できるものではありませんので、本当に素晴らしい!

都会では毎夜どこかで音楽会が開催されます。地方では年に数回、音楽会に足を運ぶ習慣も少ないので、地元でリサイタルを開催することは大きな大きな意味と価値があります。

遠野でリサイタルを!高木さんの熱い想いを受け、当日の会場は子供からお年寄りまで老若男女で満席でした。

本番が始まると食い入るように耳を傾け、弾き手と聴き手お互いの想いを受け取り、緊張した空気の中に温かい視線が注がれていました。
そして終演後の会場は日常とは違う高揚感に包まれ、皆さんの目には光るものが・・・。

遠野には”音”を共有できる人々の想いと暮らしがありました。
次回は民話とピアノのコラボ・・・遠野文化を継承する担い手としてこれからも頑張ってほしいです。

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昔も今もやっぱり?ブルグミュラー

ピアノ練習の定番教材として愛用される♪ブルグミュラー
そんなブルグミュラーに一日どっぷり浸り、ブルグミュラーの秘密に迫りましょう!と言うことでシルバーウィーク最終日、浜離宮朝日小ホールでの”みんなのブルグミュラー2015″を聴講しました。

前半は著名な先生方によるオリジナル活用法のプレゼンテーション、後半はピアニスト佐藤卓史さんのレクチャーコンサートと渡辺由記子先生の指導法セミナーと言うメニューです。

オリジナル活用法ではお手玉・アームバンドリボン等のグッズを使用しての脱力指導、ゲーム感覚のアナリーゼ指導、拍子の意味する演奏表現の違い、連弾伴奏譜活用の演奏効果等どれも直ぐにレッスンで取り入れたい手法とアイディアばかり。

午後のレクチャーコンサートではショパン・リスト・ブラームス・メンデルスゾーン・ラヴェル等の名曲へと繋がるブルグミュラーを、多面的な角度から演奏を交えながら端的にアプローチし、ロマン派の役割を明確にするとても興味深い内容でした。

昔も今も愛され、誰からも支持されるブルグミュラーの存在を改めて感じた一日でした。

それにブルグミュラー12の練習曲にも12曲全てに”表題”がつけられていた!なんて・・・

表題もなく、知名度もなく、聴く機会もなく表舞台に出ることの少なかった12ですが、これを機に生徒たちにも是非弾かせたい!ですね。表題当てクイズにしても楽しいかも?!
そしてみんなで「ブルグミュラー全曲発表会」なんて出来たら・・・素敵です。

ブルグミュラー25,18,12の初版譜がフランス国立電子図書館「ガリカ」で手にとることが出来るとのこと・・・フランスツアーが出来ればもっと素敵!!

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